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手根管症候群(正中神経機能障害)

横手根靱帯の下にある正中神経の手根管によって圧迫された為に生じる、正中神経の機能障害を手根管症候群と言います。

示指・中指を中心に痺れがあり、痛みを伴うこともしばしばで、時として症状は環指・拇指に及ぶこともあります。痺れ・痛みは明け方に強く生じ、手首を振ると少し楽になるという特徴があります。また、拇指と示指で輪を作る“OKサイン”が出来なくなり、時間の経過と共に拇指球の筋肉が痩せていきます。

以上の様な症状があり、手首を叩いたときに痺れ・痛みが指先に響いたり(ティネル徴候)、手首を下垂させると症状が悪化することが検証されると(ファレンテスト)、手根管症候群と診断されます。

妊娠、骨折、透析、リウマチ、腱鞘炎、ガングリオンなどが原因として挙げられることもありますが、その多くは原因不明です。


10ヶ月前に男の子を出産した38歳女性。育児のためか2週間ほど前から右手の示指と中指が痺れ、痛むようになり、特に朝方に強く症状が出るとのこと。昼中は朝よりも症状は緩和されるものの、痺れ・痛みの為に右手を使うことはできません。

整形外科を受診したところ、手根管症候群との診断され、装具をつけてなるべく安静状態で過ごす様、指示されたとのことです。

着けていた装具を外して手の平を下に向けて頂くと、「痛み・痺れが強くなって辛いです」。次に手の平を上にして頂くと、「少しだけ痺れ・痛みが楽になります」。手の平、示指、中指の知覚麻痺はなく、拇指球の筋萎縮もありません。しかし、拇指・示指で輪を作る“OKサイン”はできません。

手根管症候群は、手首・手の平に於ける手の太陰肺経、手の厥陰心包経、手の陽明大腸経の各経気が虚した為に発症します。また、これらの【虚】の状態は、関連する経脈上の【実】が生じさせています。その為、手根管症候群の治療は、この【実】を探しだし、これを瀉すこと、そして虚している経脈を補うことを主体に行います。

【治療開始から14日目・来院数3回】
  指先の痛みはなくなったものの、痺れは依然のこったままとのこと。

【治療開始から28日目・来院数5回】
  「朝はまだ痺れた感じが残っているものの、昼中は痛み・痺れともになくなりました」とのことでこの時点で装具は外しています。

その後2回治療を行い、治療開始から32日目、治療回数7回にて完治しました。


 
 
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