駒込ハリニック > 最近の症例 > 顔面神経麻痺 3
〜 最近の症例から 〜
治療院のご案内 病の話
治療について 最近の症例
地図 駒込霊枢研究会
プロフィール リンク
 
顔面神経麻痺 3

6ヶ月ほど前に左側の末梢性顔面麻痺を発症した50歳女性。大学病院ではベル麻痺と診断され、3ヶ月ほど治療を受けたとのこと。症状の改善がみられず、インターネットで検索した鍼灸院に通院したものの、全く変化なし。相談した知人に当院を勧められ、来院されました。

両眼を閉じて頂くと左眼が薄目がち。鼻唇溝に左右差はありませんが、左側の鼻孔が右側に比べて狭くなっており、小鼻が動きません。また、口角は下方へ引っ張られています。これらのことから、この方は【T型】の顔面神経麻痺であることがわかります。

その他の症状は、「左側の額のしわ寄せができない」、「左目から泪が出る」、「口に含んだ水が左口角から漏れてしまう」、「左頬が動かない」、「物を食べると左目が細くなる」、「左耳が詰まる」など。主な既往歴は、「花粉症」、「高血圧」、「子宮筋腫」で、
大小便は正常です。

【T型の治療】
  患部である顔面を流れる経気(=経絡の気)のうち、足の太陽膀胱経、足の少陽胆経、手の太陰肺経の経気は虚し、足の陽明胃経、足の厥陰肝経、手の少陽三焦経の経気は実の状態になっています。

この方は左耳の閉塞感を訴えていますが、この場合は足の少陰腎経、手の太陽小腸経の経気の虚がからみます。

また、ハント症候群であれば足の少陰腎経、手の太陽小腸経の虚、中耳炎、真珠腫が原因であれば加えて足の太陰脾経の虚がからみます。


【治療開始から21日目・来院数4回】
  左鼻孔が少し開き、左口角がだいぶしまってきました。泪もあまり出なくなり、食事の時に口に含んだ水が漏れにくくなってきたとのこと。

【治療開始から70日目・来院数10回】
  「目を閉じられるようになり、左小鼻が動くようになりました」。外見上も鼻孔の左右差はなくなっています。また、水分が左口角からこぼれなくなり、泪は完全に止まったとのこと。

【治療開始から169日目・来院数24回】
  「額にしわが寄るようになり、口のしまりも良くなりました」。

現在気になっているのは、左頬がこわばること、食事中に左目が痙れるような感じがすること、左目の下が時々ピクピクすること、及び、左耳が時々詰まること。

【治療開始から265日目・来院数34回】
  「笑った時に左口が思ったとおりに開かないことがあり、そのことが少し気になるります」。しかし、それ以外は良好でかなり楽になったとのこと。

【治療開始から348日目・来院数44回】
  家族や知人から外見上特に指摘されることはなくなったとのこと。上唇、頬、目尻が気になることが時折あるものの、「普段意識することは殆どありません」とのことでしたので、今回をもって治療を終了しました。


(1)40歳女性 (2)42歳女性 (3)50歳女性
顔面神経麻痺の話
 
治療院のご案内 病の話
治療について 最近の症例
地図 駒込霊枢研究会
プロフィール リンク
   

駒込ハリニック > 最近の症例 > 顔面神経麻痺 3
Copyright(c) 2003- Komagome-harinic All rights reserved.