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生理痛 2 (月経困難症・月経痛)

大学受験の為に奮闘中の高校三年生。生理痛がひどく、生理初日には学校を休むこともあるとのこと。「受験当日に生理になって試験が受けられないようなことになっては大変」と、当院に治療に来られているお祖母さんの紹介で来院。

主訴である生理痛(下腹部痛と腰痛)以外では、「貧血があり、生理前日に立ちくらみがしたり、唇が真っ白になる」、「眼精疲労」、「肩こりがひどい」、「冷え症で特に冬期が辛い」、「便秘がち」との訴え。そして、「面皰(にきび)が気になるので面皰を綺麗にして欲しい」との希望です。

脈状は“代脈”を呈し、腹診においては右側の章門穴と、天枢穴下方2寸の処、及び、五枢穴に顕著な抵抗が認められ、上腹部では胃部の冷え、下腹部では陰交穴の外方1寸5分の処に抵抗があります。

これらの所見から、「生理痛」に対しては足の厥陰肝経・行間穴(右側)と曲泉穴(左側)を瀉し、足の太陰脾経・太白穴を補いました。

「貧血」には足の陽明胃経・三里穴と手の太陰肺経・尺沢穴をもって対処し、「眼精疲労」「肩こり」には足の少陽胆経・肩井穴と風池穴、手の陽明大腸経・肩ぐう穴を瀉しました。「冷え症」には足の少陽胆経・丘墟穴を補い、「便秘」には陽明胃経・右側の陷谷穴を瀉し、左側の同穴を補うことで対処。「面皰」に対しては足の少陰腎経・大腿内側の無名穴と足の太陽膀胱経・申脉穴を瀉し、足の太陰脾経・陰陵泉穴(右側)と箕門穴(左側)を瀉しました。

また、この方は左側の骨盤が前屈し、右側の骨盤が後屈していましたので足の少陽胆経・風市穴(左側)と陽陵泉穴(右側)を瀉すことで、左右のバランスの調整を行いました。


【治療開始から6日目・治療回数2回】
  初回の治療後に生理が来潮。予定日より早かったようですが、「今までのような立っていられないような痛みはありませんでした」。

【治療開始から34日目・治療回数6回】
  28日周期で生理来潮。「生理痛は初日のみ下腹部に少しありましたが、2日目からは全く気にならなくなりました」。生理前日にあった立ちくらみは無くなったものの、相変わらず唇が白くなるとのこと。貧血の状態は続いているようですが、眼精疲労や肩こりは大分楽になり、便通も正常に。ニキビも綺麗になり、左頬と唇の下にひとつずつあるのみです。

【治療開始から77日目・治療回数11回】
  生理2日目に下腹部痛があったとのこと。そこで足の厥陰肝経・曲泉穴(左側)の取穴止め、行間穴を瀉しました。

【治療開始から106日目・治療回数15回】
  「全くと言っていいほど、生理痛が気にならなくなりました」。生理前の唇の白さも無くなったとのこと。眼瞼結膜を診たところ、貧血もかなり改善されています。眼精疲労、肩こりとも苦にならず、便通も正常。ニキビも綺麗に治りました。

ただ、「最近食欲が無くなっている」とのことだったので足の太陰脾経・箕門穴(左側)の取穴を止め、陰陵泉穴を瀉しました。

受験日まで残すところ数ヶ月。生理痛(月経困難症・月経痛)を始めとした愁訴は概ね改善しましたが、体調をベストの状態で維持する為に治療を継続するとのことです。


(1)32歳女性−月経前症候群・月経痛 (2)18歳女性−月経困難症・月経痛
 
 
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