駒込ハリニック > 最近の症例 > ニキビ(面皰)
〜 最近の症例から 〜
治療院のご案内 病の話
治療について 最近の症例
地図 駒込霊枢研究会
プロフィール リンク
 
ニキビ(面皰)

18歳女性。「生理痛」と「ニキビ」の治療の為に来院。

「ニキビ」は額、頬に赤く腫れた丘疹が多数あり、その中に膿を持った膿疱が数個あります。額、頬は手の太陰肺経、足の陽明胃経の領域ですので、上焦における肺経及び胃経が実の状態になっていることを念頭に置き、治療にあたりました。

取穴は手の太陰肺経・尺沢穴、足の陽明胃経・三里穴を補。中焦に位置するこれらの穴を補うことで上焦の実を解消することを目的としています。脈診及び腹診から得た経脈の状態から、上焦に位置する穴を直接瀉すよりも間接的にこれらの穴を用いて経脈の調整を行った方がより効果的と判断した為、この様な取穴になりました。

また、「生理痛」は下焦における足の太陰脾経の虚、足の厥陰肝経の実と診て、足の太陰脾経・太白穴を補い、足の厥陰肝経・行間穴を瀉。さらに、腹診の所見から足の太陽膀胱経・申脉穴を瀉しました。


【治療開始から20日目・治療回数4回】
  額、頬のニキビは3分の1ほどに減りましたが、新たに顎に2つ出来ていました。顎は足の太陰脾経の領域ですので初回の取穴に足の太陰脾経・箕門穴の瀉法を加えました。

【治療開始から34日目・治療回数6回】
  「生理痛は1日目に少しあったのですが、2日目以降は気にならなくなくなりました」。額、頬のニキビは殆ど無くなり、顎に出来た2つのニキビも消失。しかし、今度は口唇のすぐ下に新たに2つニキビが出来ていました。この部位は足の少陰腎経の領域ですので膝上4横指、腎経上の無名穴を瀉し、さらに腎経の反射穴である風府穴に置鍼することで対処。また、足の冷えが気になるとのことでしたので足の少陽胆経・懸鍾穴を補いました。

【治療開始から62日目・治療回数9回】
  ニキビは概ね消失しましたが、額に丘疹が2つ、左頬に膿疱が1つ残っています。そこで今までの取穴に加え、これらのニキビに速刺速抜で直接刺鍼しました。また、生理痛は殆ど気にならなくなったものの、生理中に貧血気味になるとのことでしたので、腹診の所見から左側の行間穴の取穴を止め、曲泉穴を瀉し、加えて陰包穴を補いました。

【治療開始から84日目・治療回数12回】
直接刺鍼したところも痕が残ることもなく綺麗になりました。新たなニキビの出現はなく、生理痛も無くなり、貧血も解消したとのこと。全身を整える治療を行い、今回の治療をもって終了としました。


ニキビ(面皰)の話
 
治療院のご案内 病の話
治療について 最近の症例
地図 駒込霊枢研究会
プロフィール リンク
   

駒込ハリニック > 最近の症例 > ニキビ(面皰)
Copyright(c) 2003- Komagome-harinic All rights reserved.