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側彎症(脊柱側彎症)

塗装業を営んでいる34歳男性。もともと側湾気味だったのが、昨年、腎結石(左側)の超音波粉砕治療を受けた後から日を追うごとに体が右へ屈曲するようになったとのこと。彎曲が進むにつれて腰痛が悪化し、仕事に支障が出るようになってしまった為、現在休業中です。

後ろ向きになって頂いて体の歪み具合を観察したところ、首が右側に傾き、右肩が左肩に比べてみてはっきりと解るほど下がっています。また、脊柱は右へ彎曲し(左へ凸)、腰部(骨盤)が右側へ極端に突き出て首から腰までの線がS字を描いています。


治療はまず、足の少陽胆経・陽陵泉穴(左側)、風市穴(右側)を瀉して主経とし、次に背中を走行する足の太陽膀胱経のバランスを整える為に殷門穴(左側)、申脉穴(右側)を瀉しました。

また、直接の訴えはなかったのですが血圧は160/110mmHgと高かったので左側の腎結石の既往歴を考慮して足の少陰腎経・照海穴を瀉して陰谷穴のやや下方、塚原陰谷穴(左側)を補い、手の陽明大腸経・臂臑穴を瀉。

さらに、両足の拇趾が巻き爪なので足の太陰脾経・太白穴、足の厥陰肝経大敦穴を補い、足の陽明胃経・足の三里穴を補。最後に背部の陽綱穴(左側)、神堂穴(右側)に刺鍼し、10分ほど置鍼しました。


【治療開始から84日目・来院数10回】
  「腰痛もだいぶ楽になり、以前の状態に戻ったみたいです」。仕事に復帰して1ヶ月が経過。その間、一日も休むことなく就業することが出来たとのこと。愁訴の変化、及び、脈状、お腹の状態から従来の取穴に加えて、足の太陰脾経・陰陵泉穴(左側)、箕門穴(右側)を瀉しました。

【治療開始から112日目・来院数12回】
  「仕事中に走っても苦にならなくなりました」と大変喜んでいる様子。新たに膈関穴(左側)、督兪穴(右側)に置鍼。

【治療開始から178日目・来院数22回】
  腰の状態は気にならないものの、花粉症が気になるとのこと。症状は「目が痒い」、「泪がやたらと出る」、「鼻水がズルズルと流れてくる」。そこで足の厥陰肝経・陰包穴を補い、曲泉穴を瀉。足の陽明胃経・伏兔穴を補い、陷谷穴(右側)を瀉。さらに手の太陰肺経・侠白穴を補うことで花粉症に対処。また、「昼間の小便が近くなった」とのことでしたので足の太陽膀胱経・委陽穴を補いました。

【治療開始から213日目・来院数25回】
  「花粉症もだいぶ落ち着き、殆ど気にならなくなりました」。腰の具合はハードな仕事だと痛みが出ることはあるものの、我慢出来ないほどではないとのこと。側湾の状態は改善し、特に上半身の彎曲が殆ど認められなくなった為、初診時よりも是正されている腰部の凸がかえって目立つようになっています。

【治療開始から365日目・来院数32回】
  初診からちょうど1年目。仕事中も腰痛が生じることはなくなり、首から腰にかけての側湾症特有のS字状の線も腰の辺りの出っ張りがやや気になる程度で上半身では認めることが出来なくなりました。

その後も順調に経過し、治療開始から1年4ヶ月後、治療回数40回目をもって略治としました。


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