駒込ハリニック > 病の話 > 仮面鬱病
〜 病の話 〜
治療院のご案内 病の話
治療について 最近の症例
地図 駒込霊枢研究会
プロフィール リンク
 
仮面鬱病

精神症状を積極的に訴えることが殆どなく、身体症状だけが自覚される鬱病を「仮面鬱病」と呼ぶことがあります。身体症状という“仮面”が精神症状を隠してしまい、自覚的にも、他覚的にも、鬱病だとは判断し難い状態を言うのですが、厳密に言うと、「仮面鬱病」という病名はありません。仮面をかぶっている間は鬱病だとはわかりませんし、鬱病と診断されれば、もはや仮面をかぶっているとは言えないからです。ですから、「仮面鬱病」とは“考え方”ということになります。

仮面鬱病は身体的な症状が目立つ為、その症状によって脳神経外科や神経内科、内科、婦人科、整形外科、耳鼻科、消化器科等を転々と受診する方も多くいらっしゃいます。しかし、症状として現れている愁訴は精神的なものに起因しているので、各診療科の検査を受けても異常所見は見つかりません。そこで漸く、精神科や心療内科を紹介されて受診し、初めて「(仮面)鬱病」と診断されることになるのです。


気分障害の一つである仮面鬱病の最も重要な症状のひとつは不眠です。不眠が続くと、当然、体調不良となりますから、食欲が無くなり、中には2〜3ヶ月で4〜5kgも体重が減少してしまう方もいます。他に、「全身倦怠・疲労感が続き、休養しても一向に体の怠さや疲れが改善されない」などと訴える方も少なくありません。

また、痛みの症状を訴えることも大変多く、頭痛、胸痛、四肢痛、腰痛など愁訴は多岐にわたります。これらの症状は器質的病変を伴っていない為、局所的なアプローチを行っても治療効果はあがりません。問診・脈診・腹診等を的確に行い、気分障害の有無を見極めた上で治療を行わなければ、その場では症状が軽くなったように思えても全体的には殆ど改善がみられなかったり、逆に、隠れている鬱を悪化させてしまう危険性すらあります。

鍼灸医学では、仮面鬱病との見当が付いたならば、まず、気分障害を解消させることを主眼とした治療方針を立てます。その上で、「怒り」・「喜び」・「思い」・「畏れ」・「悲しみ」・「憂い」・「恐れ」・「驚き」などの感情のうち、どの感情が鬱の主因となっているかを見極め、感情と身体症状がどのように関わっているかを経絡的見地から判断し、治療にあたることになります。

仮面鬱病の症例
 
治療院のご案内 病の話
治療について 最近の症例
地図 駒込霊枢研究会
プロフィール リンク
   

駒込ハリニック > 病の話 > 仮面鬱病
Copyright(c) 2003- Komagome-harinic All rights reserved.